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フレッシュフィールズ、ワキーン・テルセーニョがパートナーに就任し、日本における紛争解決チームを更に強化

このたび、フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー(フレッシュフィールズ)は、ワキーン(ジャック)・テルセーニョが2021年5月1日付でパートナーに就任することを発表いたします。

テルセーニョは2017年に本拠地をニューヨークから東京に移し、当事務所東京オフィスに入所しました。複雑かつ国際的な紛争において、グローバルな企業や米国政府の代理人を務める経験豊富なローヤーであり、米国連邦裁判所における国際紛争はもちろん、商事紛争及び投資家対国家間の国際仲裁についても幅広い経験を有します。

テルセーニョは、様々な仲裁規則に基づく国際的な商事紛争及び投資家対国家間の仲裁の経験だけでなく、紛争解決についても、クロスボーダーの倒産案件、米国RICO訴訟、その他、企業取引案件の経験を有します。また、戦争犯罪及び政府権限の地域組織への委譲に関する法律制定の起草に関して、米国政府へ助言を提供した経験も有します。

東京オフィスの代表パートナーである中尾雄史弁護士は、「ジャックは東京オフィスのパートナーチームの素晴らしい新戦力です。日米間の結びつき、そして米国における日本のクライアント様へのサービス提供の地盤を更に強固なものにするにあたって、ジャックの役割は重要なものです。ジャックの専門分野である国際仲裁、訴訟そして当局による調査及び社内調査案件に対する日本及び海外のクライアント様からの需要がますます高まっています。ジャックの経験と能力は、日本において当事務所が提供するサービスに大きく貢献するものであると確信しています」と述べています。

今後、日本のクロスボーダー紛争案件は、さらに増加するものと考えられます。これには、商事紛争及び投資家対国家間の国際仲裁に加え、コロナウイルスの影響に対応し、紛争の種の段階での対応へのサポートも含まれます。テルセーニョは、自身の米国訴訟及び調査案件の経験を活かし、米国関連のクロスボーダー案件において、よりシームレスなサービスを提供できるよう、日本・アジアのクライアント様と、最近さらに拡充したフレッシュフィールズの米国プラクティスを引き合わせる中心的な役割を担います。

アジアにおける国際仲裁プラクティスの代表を務めるニコラス・リンガードは、「ジャックはアジア地域で最も才能ある国際訴訟弁護士の一人です。有能な弁護士であり、クライアントにとっては優秀なアドバイザーであり、我々にとっては頼りになる同僚です。ジャックをパートナーとして迎えられることを嬉しく思います。私がアジア最強と確信している、世界クラスの国際仲裁・訴訟の専門家で構成されたチームのメンバーとして、共に日本、アジア、そして世界におけるクライアントへのサービスに尽力します」と述べています。